体の健康と、精神の健康。

私は20代の時に過労とストレスで腎臓を悪くしました。しばらく薬を飲んで安静にしていれば良かったのでしょう。けれど私は当時ファッションデザイナーとして夢があり、もっともっと勉強してもっともっとキャリアを積みたいと強く考えていましたので、とりあえず近所の町医者に通い、薬をもらい、飲めばいくらか楽になったので、出されるままに薬を摂りハードに働き続けました。たまたまもうけ主義の方だったのでしょうが、何と2年もの間「抗生物質」を出され、飲み続けてしまいました。腎臓の具合は一時より良くなっていたものの、目がチラチラとかすみ、自分しか分からない体のあちこちの不調を感じるようになり、やっと変える気になって紹介されてかかったお医者様から「薬の副作用です。抗生物質をそんなに長く飲んで・・・。」と驚かれました。その後、その先生にお世話になり、薬を飲んだ倍以上の5年近くもの間、私は薬の副作用を改善するための治療を受け続ける事になったのでした。薬の怖さを思い知り、薬を出される事で安心していた自分の無知を悲しみました。それから口にする物、体に与える物の大切さを本当に理解するまでに、随分の時間が必要でした。 弟が薬学へ通うようになってから、薬の飲み方と栄養剤を摂る必要性を教えてくれました。私は教えられる通りに、市販のビタミン剤などを購入し、せっせと飲みました。しかし、病気になる前のような体の「軽さ」は戻らないばかりか、衰えてしまった運動神経はトロくなるばかりでした。何より嫌だったのは、頭の回転の悪さです。記憶力が著しく低下していて、今何を話していたのだっけ・・と、話している途中で訳が分からなくなる事もしばしばでした。お陰で「物忘れ」というものを体験する事にもなりました。これも薬の副作用だったと知ったのは最近の事です。 私は、何とかしてもとの元気に戻りたいと、それが無理でもせめてこれ以上悪くなりたくないと、出会う限り何でも試してみました。何より、薬は殆ど摂るのを止め、薬に代わる方法を探し続けました。 機能が低下した体には、それなりのつきあい方がある事も見つけました。疲れたら休む・・当たり前の事ですが、私には努力の要する事でした。思い立ったらすぐにやりたい、興味のある事は全部こなしたい私にとって、それをセーブして少しずつにしていくのは、忍耐力を養う事となりました。そうやって心と取り組むうちに、病気の原因となる心の傾向を見つけました。どの臓器がどんな心にダメージを受けるのか? どんな感情が臓器や器官に関係しているのか? そうした心と体の関連性がある事を発見しました。それををまとめ、癒す方法と組み合わせたのが「スピリチュアルヒーラー課程」です。 過去より鈍くなった体にふさわしい方法をひとつずつ見つけながら体と取り組みました。心が走り過ぎないように体と対話しながら、体のペースに合わせて必要な時には休む。体を最優先に置き“体が一番”とやってきた方法が 「ソマテックメソッド」 や 「チャクラワーク」 というセミナーになりました。 しかし何か足りない思いをいつも感じていました。ヒーリングというエネルギーワークとムーブメントボディワーク、もう一つ欠かす事のできないもの、それが食事。食べ物の形になったエネルギーです。何年も色んなものに出会い、即座に試し、しかし実際、体にはっきりと結果のでた物はありませんでした。 食事療法も色々と実践しました。ビタミン剤を市販の手頃なものから、アメリカから個人輸入しているオーガニックのものまで、ありとあらゆる種類の物を試しました。日本の健康食品と言われる物も、かなりの種類を試しました。私はどんな物も試すには最低3ヶ月続けて摂ってみて考えてきました。 何かのセミナーで知り合った方から 「自然宅配の大地の会」 を教えて貰いました。すぐに調べ会員になって毎週自然な食材を届けていただいています。調味料も加工食品も、何が使われていてどのように・体に安全である事・がチェックされ管理されているのか、きちんとレポート報告を怠らない姿勢に、深い信頼をおいています。何より、初めて届いた時の野菜が、とっても久し振りに味わう本当の野菜の味がして美味しかった事が、今日まで継続している理由です。 そして、最後に決定的に“これだっ!”と思ったのが、今毎日食べている 「ハーブの食事」 です。これに出会うまで、私が体験的にその物の良さを実感したものは、同じく今も続いている 「大地さん」 以外にありませんでした。いや、みなそこそこ良い物でした。紹介して下さった方々には良い体験があったようです。しかし、私の体は、何年も薬に犯され、栄養を吸収しにくい体になっていたのでしょう。私には何も起こらなかったのです。 「ハーブの食事」 は、食べ始めたその日から体験的に体の変化を実感しました。腎臓を悪くする前まで知っていた、病気でない時の健康な時の私の、私だけにしか分からない体の機能が“おーい”って言って、“随分久しぶりだったね”って、忘れていた体のどこかからの声が聞こえて来たような気がしました。 ・私が病気になる前に、誰かが教えてくれていたら・・・そんな思いから、私が得た体とのお付き合いの仕方を色々なかたちで皆さんにメッセージしています。私のように重い病気になってから初めて体の取り扱いを知るのではなく、どこも悪くない普通の健康な時から日常的に心がけていたらいい事を、まとめました。
病気にならないばかりか、生涯上質な健康でいたいですね。体は無限の可能性を持っています。あきらめないで取り組んでみましょう。