サイキック能力のすべて

第5章

直感
 

子供の頃から、直感の鋭い子だと言われて育ちました。

私の家族は、毎日の夕食後、いつも仲良く一緒にテレビを見たり、ゲームをしたりする家庭でした。

テレビでは、毎週欠かさず見ているクイズ番組がありました。単なる物知り系のクイズではなく、ヒントに対してインスピレーションで答えるタイプのクイズです。

その答えを、私はいつも一番に言い当てていました。一瞬で答えが閃くのです。それを口にすると、“あ~いつも夫美子は直感が鋭いな~”と、家族が感心してくれて、私はおおいに悦に入ったものです。

また、トランプで神経衰弱と言う、カードを全部裏返しに置いて、一枚ずつ開き、二枚同じカードを揃えると貰うゲームでは、カードを開く前から同じカードが分かることが多々あり、たくさんカードを集めて一人勝ちしていました。

父母も兄弟も、それぞれそこそこ勝つのですが、何も無いところから言い当てたり分かったりするのは私がダントツでした。

また、あるテレビ番組では、何人かの人が出て来て、この内の一人だけが後ろ手に何かを持っているーさて誰でしょう?的なクイズもありましたが、こんなとき私には持っている人だけがふわっと明るく見えていました。

明るく見えるのですから、答えを言い当てることなど簡単なことでした。

 

小学校の頃には、テレパシーと言う能力の事を知り、兄弟でテレパシーごっこをよくやりました。テレビで、四角や丸、星形などの図形を言い当てるデモンストレーションをやっているのを見た私達は、早速図形をテレパシーで送りあいをしました。

このテレパシーごっこは、やり始めると直ぐに互いに分かることが判明し、歌を送ったり、単に考えを送ったり、様々なバリエーションをして遊びました。

思いを伝えることが、こんなに簡単にできるのかと面白がっていました。

 


予知
 

中学に入ると、明日のお天気、来週のお天気、次の遠足の日がどんなお天気になるのかなど、お天気が分かることに気付きました。

そう言えば、小学生の頃から、運動会や遠足など、なんらかのイベントが控えていると、何となくその日をイメージするだけでお天気がどんな具合になるのか見えていました。

そんな色々な能力に気付き始めた中学生活は、その自己トレーニングをせっせと行っていました。何が見える? 何が感じられる? どんな風に光っているか?

など、おおよその場合イメージの世界の光の具合で、その明るさや色合いから読み取っていました。

これらの練習が、後に「イヤーリーディング」を始めるきっかけです。

未来は常に、今を起点に見ています。

もしこうだったら~とか、もっと数日前だったらなどの非現実的な視点では読み解きませんが、一応それでも光の強さで読み解くことが出来ます。

自分のことを「もし」の観点で見ることは殆どありませんが、後悔を基準に見ても殆どが今軌道修正出来ることが分かります。

「イヤーリーディング」では、クライアントさんのハイヤーエルフとのセッションになりますが、時々「もし」を起点に語るハイヤーセルフもありますが、目的は今を変えるために語られる事がすべてです。

それだけに、常に私達は「今」にすべての可能性があることを心しておきたいと思います。

 

ティーンエイジャーの間、様々な感覚を自己トレーニングしていたお陰で、社会人になってからは、大変便利なことばかりでした。

 

  • 電話がかかると、誰が誰に何の用事で掛けてきているのかわかるので、数名でシェアしていた電話は大抵ベルが鳴ると同時に、私が「誰々あてにどこから~」と言っていました。百発百中です。

  • 仕事上、上司に印鑑を貰わなければならないとき、対象の上司がビルのどこに居るのかリモートビューイングで探し、席に戻ったタイミングで動きました。

  • 事務の女性に頼み事があるとき、ビル内をリモートビューイングすると、コピー室に居たり、別館に居たり、急ぐときはそこに向かいました。私が行くと始めは驚いていましたが、直ぐに慣れてそれが当たり前になりました。


ビジュアリング
 

社会人になって初めて知ったのは、イメージの出来ない人がいることでした。

デザイナーの仕事では、常にイメージを使い、ビジョンの中で仕上げますが、担当のMD(マーチャンダイザー)にビジュアリングを促すと、「そんなこと出来ない」と断られたのです。

見えるかどうか聞くと、見えもしないし見た物を色替えするなどやったこともなければ出来もしないと言われたのです。

これが出来ない人がいるのか?!

そこで、それからたくさんの人達に聞いて回りました。営業の人達はほぼ全滅。デザイナーの中にも、出来ない人があったのには驚きました。その子は、いつも紙にデザイン画を書いては消し、消しては書き、出来上がるまで何度も何度も書き直していました。

隣に座っていたので、いったい何をしているのか聞いた時に、彼女が紙の上でデザインをしていることが分かったのです。

私が書くときはイメージの中で出来上がったときだけ。細かいディテールまで仕上げた後に、完成図を一枚書くだけです。

なので、机に向かっている時間はとても短く、あっという間。これが仕事をさぼっていつもボーッとしていると言うレッテルを貼られる羽目になったのですが。評価の対象がデザインではなく様子だったことには後から知ってがっかりしました。

今スクールで指導させていただく皆さんには、こんなイメージが出来ない人はやって来ません。みんな何らかのイメージ力があり、ビジョンを使いこなして進んで来られています。

しかし、これが特殊な能力であることに気付いていない人が多いようです。大いに磨いて、人生を豊かにするツールにしていただけたらなと考えて居ます。

 


波動とリモートビューイング
 

波動を読み解くことは、幼い頃からの日常でした。

人が向こうからやって来るのが事前に分かる。翌日出会う人のことが、前夜にふと思い出す。

何気に出かけた先に、知り合いが居ることが出会う前に分かるーーなど、まだ「波動」と言う言葉が広く知られる以前に、私は人の波動を感じ分けているのだと分かっていました。

だからこそ、オフィスでのリモートビューイングが可能になったのでした。

始めは、この先出会う人、出会いが近い人など、探そうとするのではなく不意に思い浮かぶかたちで始まりました。

それを頻繁に体験し、それが人それぞれの波動を読み分けていると分かると、次には自己トレーニングです。

道を行くとき、角を曲がるとき、どこかに出かけるとき、どこかで知り合いに出会うのかどうか、頭を無にして訪れる波動を読み分ける練習です。

的確に感じ取れることが分かりました。


閃きと明るさを見分けること。


この練習は、電車に乗るといつも行います。座りたいとき、ゆったりと席に着きたいときなど、電車に乗るといつも右か左がを決め、どの人の前に立つのか選びます。

面白いくらいに、どこよりも先に席が空く。

 

このような練習は、サイキックでなくても練習すればある程度の能力が開花されます。恐らくサイキックな人は、既に使っているでしょう。ただ、そのような人が練習すると更に高い能力を発揮し始めます。

私自身も、練習によって自分の能力を使いたいときに使えるようになっただけでなく、その的確さが磨かれていきました。

私が主宰している「スピリチュアルスクール」では、人それぞれの能力を最大限に引き出すためのカリキュラムが満載です。

短期で表面的な能力開発を行うレベルではなく、魂が持てる最大の可能性を開花させるための奥深い構成となっています。

自分の可能性をとことん追求したい人向けですが、そのような覚悟決意がなくても、魂の導きでやって来る人達は、いずれ目を覚まします。

そのお手伝いこそが、15歳で言い渡された役目なのだと感じています。