導き手から降ろされたヒーリングパワー

第6章

行くはずだったエジプトツアーが流れてしまった1991年は、私にとって大変革のときになりました。

それまで独学で学んでいたスピリチュアリズムは、情報を理解するかたちから、実際に体験する方向へと舵が切られました。

この年の4月に夫との出会いがあり、生涯の友となる過去生からの約束の人達と次々に再開を果たしました。

また、インドやネパールでの過去生が目を覚まし、それまでファッションデザイナーとしてパリの過去生を癒やしていた人生が終わって行きました。

懐かしい魂の友とは、エネルギーや波動のことを語り合い、互いのこれまでとその前を確認し合い、私のヒーラー人生にとって基礎となる体験が続きました。

そんな仲間達と再会を果たした5月、いよいよ導き手からのお達しが降りて来ます。

それは、みんなで集まってホームパーティをしていた夜、それぞれのエネルギーを感じ合おうとゲーム感覚で始めたエネルギーの感じ合いっこ。

じわじわと手の平に感じる、仲間達のエネルギーを味わいあっていました。

私の番が来た時、急に天の蓋が開いたみたいな感覚に襲われました。

次に、まるでシャワーを浴びているかのような強いエネルギーの流れを感じました。

天から降り注がれるエネルギーが、光り輝いて、まるでナイアガラの滝に打たれているような莫大なエネルギーだったのです。

何が起こっているのかとそのエネルギーに問いかけると、『これを皆に分け与えなさい』と、心の中に響き渡る言葉が受け取られました。

“みんなに分かち合えって~~”と言いながら、仲間達の方に手をかざすと、私の方に手を掲げていた仲間達が、体ごと流されて行くみたいに後ろにのけぞって“おお~~~!!”と声を上げました。

それがあまりに気持ち良くて、何度も何度もエネルギーを降ろして貰い、分かち合い、また降ろして貰い、繰り返し繰り返しエネルギーを感じる内に、誰もが心地よく癒やされているのが分かりました。

“これはヒーリングだね”と、まだヒーリングが何なのか知る少し前に、体験を通して理解したのでした。

ここから、このナイアガラエネルギーを、あちこちで仲間と集う度に流し分かち合いました。

オフィスで、カルチャースクールで、仲間達との間で、やればやるほど楽しく気持ち良く。

 

私のヒーリングは、この天から降ろされたエネルギーを分かち合うことです。

このエネルギーを、必要な人の必要な時に分かち合って行くこと。これが私の生涯の仕事となりました。

フムアルフートスピリチュアルスクールでは、このエネルギーを「フルフィルフロー」と名付けました。

「フルフィル」とは「いっぱいに満たす」意。「フロー」は「流れる」の意。

満たされ溢れて、周囲の人へまた流れて行く。

オーラの中、チャクラを貫き、細胞の隅々まで、自ら行き渡るこのエネルギーは、受け取った人達の魂のレベルまで到達し、本来の愛をいっぱいに満たす働きをしてくれます。

私が天から受け取ったエネルギーを、集まって下さる皆さんに分かち合うことによって、何れ各人が自分で直接受け取れるようになります。

フルフィルフローの目的は、魂が本来の愛そのものであることを思い出させること。

私に満たされたフルフィルフローが、この年の秋に私を覚醒へと導いたように、後から続く人達のためにこのエネルギーを分かち合って行くことが、15歳の時に神様から伝えられた「後に続く人達を導く道しるべとなる」の意味だったのです。